こんにちは!kentarohです。
今日はドラムシェルの外装にあたる、塗装やカバリングのサウンドへの影響について書いていきます。
主にウッドシェル、及びドラムセットの話になります。
これから特注で買う!なんて方にはご参考になれば幸いです。
それではいってみましょう!
塗装のサウンドへの影響は大きい
近年の塗装技術はそれはそれは目覚ましく進化し、ドラムセットも美しく彩られて我々ドラマーの所有欲を刺激しますね。
しかしあの美しい塗装の裏には大変なものが隠れています。
そう、塗装の厚みです。
美しくあればあるほど、塗装の厚みはどんどん厚く、質量もあがってきます。
それにともなって何が起こるかというと、ドラムのミュートです。塗装が厚いとドラムは常にミュートされた状態になるのです。
しかし、これは別に悪いことではありません。最初からミュートされていることにより音抜けが向上し、キレのいい扱いやすいサウンドになったりします。
逆に、塗装が薄いとミュートの効果は小さくなるので、ドラムの本来の鳴りが大きくなって豊かなサウンドが得られます。
こちらはチューニングや自分好みのミュートでサウンドをコントロールできる分、音作りの幅は広くて難易度は高いといえます。
昔ながらのカバリングはコスパ◎
最近の高級機はオイルフィニッシュや塗装ばかりで、カバリングといえば入門機やビンテージ、というイメージがあるかもしれません。
これは、単純にカバリングの方がコストがかからないから入門機に導入されているだけで、カバリング=音が悪い、というわけではありません。
質量的に塗装よりも軽いせいか、サウンドは全体的にウォームでドライな印象。1枚、アウタープライが被っているような状態なのでちょっと独特な感じがするのでしょう。
カバリングは塗装にはないデザインが豊富なので、見た目的にも魅力ですね!
最強はオイルフィニッシュ
ドラムサウンドを、もっともナチュラルに求めるならばオイルフィニッシュがおすすめです。ドラムの鳴りを阻害せず、かつ美しくシェルを保護するという面ではこちらが優れています。
オイルフィニッシュの場合、シェル本体の最も外側にアウタープライと呼ばれる木目の美しい材が選ばれることが多いです。それゆえに高級機となってくるわけです。もはや家具ですね笑。
値段もそれなりに高いですが、 自身のドラムのキャリアと共に経年変化によって変わっていく表情も魅力です。
まとめ
いかがでしょうか?
ずっと一緒に演奏していく相棒なので、結局は見た目が好みかどうかもとっても重要だと思います。
それに加えて、サウンドの変化を意識して選べたらいいなと思っています。
少しでも参考になれば幸いです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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