種類が多くてわからない?ドラムヘッドの特徴と選び方!REMO編

こんにちは!kentarohです。

ドラムヘッドって、本当にたくさんありますよね・・・。

色々買って試してみないとわからないというのが結論ですが、音の傾向を知っていると知らないじゃマッチングチューニングに大きく差が出てくると思います。

今日はたくさんあってよくわからないドラムヘッドを、メジャーなものから5つご紹介します。今回はREMO限定でお送りします。

それではいってみましょう!

ドラムヘッドの特徴と種類

ドラムヘッドには大きく分けて、コーテッドと呼ばれる表面が白くザラザラしたものと、クリアーと呼ばれる透明でツルツルしたものの2種類があります。

スネアの場合だと9割がたコーテッドを張る場合が多いです。ウォームで複雑な表現が可能なので、スネアに適しています。

もちろんタム類にも普通に使われます。

クリアーは主にタム類に使用されることが多いです。クセがなく、のびやかなのでタムに適しています。

ここではスネアの使用を前提に解説していきます!

コーテッド アンバサダー

最もスタンダードといえるヘッドです。REMOヘッドには厚みで3種類の名前がついており、薄い方からディプロマットアンバサダーエンペラーとなっています。

オープンで明るいサウンドで、どんなシェルでも合わせやすいヘッドです。

繊細な演奏にもレスポンスがよく、ミュートを使った場合の変化などもわかりやすいので最初にいじり倒すなら間違いない1枚です。

コーテッド エンペラー

コーテッドアンバサダーのフィルムが2枚重ねになったバージョンです。

耐久性がよく、よりアタックが出るモデルなので、ロック系ならばこちらが適しています。そのかわり、サスティーンが短くなります。

CSコーテッド

コーテッドの裏面にブラックドットを張ったモデル。「CS」コントロールサウンドの略です。

耐久性と音抜けがよく、アタックにフォーカスされたサウンドはスネアに相性抜群です。

さらに厚みを増したCSコーテッドXや、エンペラーXというモデルもあります。

ピンストライプコーテッド

通称ピンスト。こちらのクリアータイプタム類に張られることが多いです。

裏側にリングミュートを張ったモデルでサスティーンがかなり抑えられます。

スネアの場合、ガムテープを貼ったりして少しずつミュートして様子をみることが多いのでそれほど使われるタイプではないのですが、独特の丸いサウンドはピンストでしか出せません。

そのかわり、あまり幅広い音作りができないという側面もあります。

ファイバースキン

ジャンベなどでみられるナチュラルな皮をイメージして作られたヘッド。

太くてあたたかみのあるサウンドはロックやポップスにも使えますが、ブラシでの奏法にもファンの多い比較的オールラウンダーなヘッドです。

ヘッドを張る時のワンポイント

レモのヘッドはプラスティックと輪の金属部分を接着剤でくっつけているので、そのまま張ると余計な接着剤が剥離するのに手間がかかります。

そこで、シェルに置く前に両手で金属の輪っかをつかみ、ヘッドを裏からグイグイ押しましょう。

接着剤がはがれてパキパキ鳴りますが、大丈夫です。気にしないで一周グイグイ押していきましょう。音が鳴らなくなったら準備完了です。

ヘッドを貼って、チューニングをある程度定めたらヘッドの外周をグイグイ手のひらで押していきましょう。

これは、新品でも古いヘッドでも共通で、張ったヘッドをエッジになじませるに重要です。

まとめ

いかがでしたか?

一口にドラムヘッドといっても様々なタイプがあるので、とにかく自分でいじってみるのが大切なのですが、そうそう何枚も買ってチャレンジするのは大変です。

自分の音楽性やプレイスタイルに近いな、と思われるヘッドを選んでいけば、間違いも少ないし時間短縮になりますので、参考になったら幸いです。

今回はレモのメジャーなヘッドでしたが、また機会があればもっとニッチなところをレポートできたらと思っています。

最後まで読んでいただいてありがとうございました!




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