こんにちは!kentarohです。
今回はフットペダル(キックペダルとも呼ばれる)の選び方や、選ぶパーツの違いについて書いていきます。
フットペダルは構成するパーツがあまりにも多いので、今回はそのなかで特に重要と思われるフットボード、ビーター、駆動方式について解説していきます。
それではいってみましょう!
フットボードで踏み心地と音量が変わる
まずは、足をのせて踏みつける、ボードの部分ですね。ここがないと始まりません。どこが欠けてもだめだけど・・・!
大まかにわけてロングボードとショートボードがあります。ショートボードの方がポピュラーで、ロングボードには、パールのデーモンドライブ、タマのスピードコブラ、ソナーのジョジョメイヤーモデルなどがあります。(デーモンドライブはショートとの可変式)
ざっくりいうと、ロングボードは非常に大きな音を出せるのですが、コントロールがやや難しいです。ショートの方が扱いやすく、スピードも出せるので最初はショートボードがいいかもしれません。
ビーターで音量感と音色をコントロール
ビーターはバスドラム叩いているバチのことですね。
これは、ダイレクトにドラムに接しているので、最も音色や音量に影響します。また、重量によって踏みやすさもかわるので重要なパーツといえます。
ビーターの材質には大きく分けて3つあります。
フェルト
最も古くから使われているビーター。丸く太い音が特徴で、バスドラムの鳴りを引き出すには最適。
樹脂製
近年ではフェルトと同じくらいの使用者がいるであろう樹脂製。
フェルトよりもアタッキーなサウンドでバスドラムの輪郭をハッキリ出すことができる。
ウッド
非常にアタックが強く、尖ったするどい音がする。存在感が強い反面、バスドラムの鳴りは控えめ。
フェルトと樹脂は2wayで使用できるモデルが多いです。
選ぶときのポイントは重さです。ビーターの中に重りが入っていて、より音量を稼げるものもあるので、手に取って確かめてみましょう。
駆動方式は動作の要
最後に、フットボードの動きをビーターに伝える、駆動方式のお話をします。
これは、チェーンドライブ、ベルトドライブ、ダイレクトドライブの3種類があります。
チェーンドライブ
最もポピュラーなのがこのチェーンドライブ。また、これにはシングルとダブルがあります。
ダブルチェーンだと、プレートの動きがロスなくビーターに伝わり、動きのイメージを素直にバスドラムに伝えることができます。音量も大きめ。
シングルチェーンは、若干の横ブレやたわみが発生するのでダブルほどの安定感はありませんが、軽くて踏みやすい特性があります。他に比べると音量は小さめ
ベルトドライブ
独特のしなりがあるため、愛好者も多いタイプです。非常にレスポンスがよく踏み心地も軽いです。音量も大きめ。
ダイレクトドライブ
プレートとシャフトがプレートでつながっているタイプです。踏み心地がかなり独特で慣れるまで訓練が必要ですが、非常に軽くて速く踏むことができます。
使いこなせば頼りになるモデルです。音量感は普通。
まとめ
いかがでしたか?
他にもアンダープレートのあるなし、カムの形状、スプリング部のベアリングなどなど、フットペダルはとても複雑な機能を持った楽器です。
その分奥が深く、なれるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、フットペダルは手で言えばスティックと同じ意味を持つものですから、ご自身にあった1台を見つけられると更にドラムが楽しくなりますよ!
それでは、今日はこの辺で。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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