こんにちは!kentarohです。
今回はスネアの定番、メタルシェルの素材について書いていこうと思います。
ウッドシェル同様、メタルにも多くの素材が存在します。
もう何が何だかわからない、という方に少しでもお役に立てれば幸いです。
それでは今回もよろしくお願いします!
安定感と存在感・メタルシェル定番素材
世の中にはたくさんの金属があります。
ドラムメーカーの研究者たちは日夜、スネアに適した素材の研究を重ね、今日の定番ラインナップに至ります。
ビンテージにはビンテージのいいところがたくさんありますが、今回は現在流通している定番の素材にスポットをあてていきます。
メタルといえば定番のスチール
メタルスネアの王道中の王道のスチールは、パワフルでくせのない素直なサウンドが特徴です。音量もでるのでロックやポップスはもちろん、あらゆるジャンルで使用できる優等生です。
シンプルな性質なのでチューニングも比較的簡単で、最初の1台に最適な素材といえるでしょう。
ちょっと変化球!太くて丸いサウンドのアルミ
スチールよりも若干太くて丸みのあるサウンドが特徴です。パワフルな音が欲しいけど、ちょっと色気が欲しいなぁ・・・という方におススメです。
柔らかいのでチューニングはスチールより若干難しいかもしれませんが、抜け感よりも存在感でアピールするような、楽しめる1台です。
軽めの素材なので持ち運びもらくちんです♪
華やかさNo1!存在感抜群のブラス
金管楽器でもおなじみのブラスです!
非常に華やかなサウンドで高域のキラキラした感じは、他の素材にはない魅力です。
その分中低域には物足りなさを感じるかもしれませんが、あくまでドラムセットの中のひとつという位置づけで選択する場合は、全く問題ありません。
ダークで柔らかいサウンドが独特のコパー
太くてダークなサウンドで、他の素材とは一線を画すような独特な存在。それがコパーです。
非常に柔らかい素材なのでチューニングには気を遣うかもしれませんが、それを含めてもあまりある魅力的な素材です。
近年、コパー素材のメタルシェルも増えてきたのは嬉しいところですが、まだまだニッチな存在ではあるようです。
お値段も若干高めなのですが、音楽性やご自身の好みと合致したら最強な1台かと思われます。
さらに一味、ハンマード加工
また、メタルシェルにはシェルをハンマーで叩いて凹凸を付けた「ハンマード」と呼ばれるモデルが存在し、抜けのよさや高域成分が若干落ち着いてややウォームなサウンドになるのが特徴です。
アルミやコパーなどでは、その特性がよりフォーカスされ、ブラスでは高域成分を少しマイルドに抑えてより自然に音楽に溶け込むような役割を果たしてくれます。
スチールではあまりハンマードをみかけませんが、あるにはあります。数が少ないのは、スチールの特性とハンマードの特性があまり合致しないからでしょう。
まとめ
いかがでしたか?まだまだ他にもブロンズやチタンなど、様々な素材がありますが、今回は4つに厳選してお送りしました。
ざっとお送りしましたが、他にもフープの形状やラグのタイプなどでサウンドは大きく変わってきます。
ぜひとも楽器屋さんに足を運んでいろんなスネアの音を聴いてみてください。
新たな発見の前知識として活用していただけたら幸いです♪
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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