こんにちは!kentarohです。
あなたのそのスナッピー、張りっぱなしになっていませんか??
スナッピーなんて換えたことない、そんな方もいらっしゃるかもしれません。
しかしスナッピーはスネアドラムがスネアドラムたる為に絶対に欠かせない重要なパーツです。
今回はそんなスネアドラムのサウンドのキモ、スナッピーについて書いていこうと思います。
素材とワイヤー本数の音色の変化
ワイヤーの本数によって、スネアのザーッという音量感は変化します。本数が少ないと小さめ、多いと音量感は大きくなっていきます。
大体、20本くらいがスタンダード、多いもので42本があります。
素材はスチールが多いですが、他にもステンレスやブラス、ブロンズなどもポピュラーです。
スチール
粒立ちがよく、音量も出る。大体新品のスネアにはスチールが張られていることが多い。値段も安い。
ステンレス
非常に明るい音が特徴。かつ反応が速く、センシティブな演奏に追従する為繊細なプレイには最適。
ヤマハのステンレススナッピーが鉄板的に有名。
ブラス
明るく華やかなサウンドが特徴。音量も出るので使いやすい素材です。
ブロンズ
豊かなサスティーンとキレの良いサウンドが特徴。
また、それぞれメッキのあるなしでも音色は変わってきます。
一概には言えませんが、メッキありだとよりふくよかなサウンド、
なしだとキレのいいサウンドになる傾向があります。
変わり種スナッピーあれこれ
通常は内面当たりとよばれる、ボトムヘッドの面積にスナッピー本体がすべて収まっているタイプが主流です。
現行品ではあまりないですが、ビンテージのスネアでは全面当たりという、スナッピーのワイヤー部分だけがボトムヘッドに接触しているタイプがあります。
こちらはスナッピーの張り感とヘッドへの接触の深さを別々に設定できる為、非常に繊細な設定が可能です。ラディックのLM411などが有名です。
交換時期やポイント
スナッピーはスネアのサウンドを決定づける重要な役割を果たしています。
ワイヤーがゆがんで他のワイヤーに接触していると本来のサウンドは発揮されないので交換してあげましょう。
また、ボトムヘッドが古くてもスナッピーのパフォーマンスを妨げてしまいます。いつ換えたかわからないくらいくすんでいたら一緒に換えてしまいましょう!
スナッピーを留めつけているスナッピーコードは、ひもがセンシティブでおススメです。ベルトタイプは耐久性の面で有利なくらいです。
ひもだと心配・・・という声もありますが、切れる原因はコードを通す穴にあります。この穴、結構バリがでているんですね。それで擦れてより切れやすくなるんです。
なので、金属用の棒ヤスリなどでこのバリを落としてみましょう。些細なことですが、かなり変わります。お試しあれ!
まとめ
いかがでしたか?
意外と後回しにされがちなスナッピーですが、スネアの音はスナッピーが作っているといっても過言ではありません。
そしてスネアドラムのように試奏などができないこともやっかいですが、ぜひぜひ気になるスナッピーにトライしてお持ちのスネアサウンドの着せ替えを楽しんでいただけたらと思います!
それでは、今日はこのへんで。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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